【PowerPointのグラデーション】誰でも簡単にきれい配色する方法
グラデーションを取り入れるだけで、結構印象が変わってきますよ。
今回は、誰でも簡単にきれいにグラデーション配色する方法についてご説明します。
YouTube動画でも解説しておりますのでご参考にしてみてください。
グラデーションを設定するだけで印象が変わる
少し面倒くさいグラデーションですが、単調な色を配色するよりもグラデーションを設定した方が印象が良く変わります。
グラデーションの配色方法
挿入した図形を選択して、右クリックをします。
図形の書式設定を選択し、
塗りつぶし(グラデーション)を選択します。
すると、デフォルトの設定のグラデーションが選択され、
塗りつぶしされます。
赤枠の箇所を設定することで、
グラデーションの配色を編集することができます。
既定のグラデーションはお勧めできない
既定のグラデーションを選択すると、30パターンのグラデーションが現れます。
これらを選択すれば、簡単にグラデーションが設定されるのですが、残念ながら、
色がそんなにきれいとは言えないものばかりです。
ですので、この既定のグラデーションを利用することは、あまりお勧めしません。
グラデーションの種類は4パターン
グラデーションの種類は大きく4パターンがあります。
- 線形
- 放射
- 四角(※実用的ではありません)
線形とは
線形を選ぶと、直線を引くようにして、色が次第に変わっていくグラデーションです。
「方向」を選ぶと、デフォルトで8パターンを選ぶことができます。
さらにその下の「角度」を選択すると、0°~359.9°まで自由に角度を変えることができます。
線形は、とてもよく使うグラデーションパターンです。
放射とは
放射を選ぶと、放射状にグラデーションをかけることができます。
※但し、先ほどの線形とは異なり、方向は5パターンのみで、角度調整はできません。
ですが、線形と同様に、放射もとてもよく使い勝手のいいグラデーションパターンです。
四角とは
四角を選択すると、四角状にグラデーションが付くというよりかは、×印が付くようなグラデーションになります。これは、中心から四角の頂点に向かってグラデーションがかかるので、このようになります。
僕も一度も使ったことはなく、とても実用的ではありません。
パスとは
パスを選択すると、中心から図形の頂点に向かって、グラデーションがかかるようになります。四角形だと先ほどの四角と同じようなグラデーションで少しわかりにくいでしょうか。
図形を楕円にしてみて、放射にした場合とパスにした場合を比べてみました。
このように、パスを選択すると、その図形の形(頂点)に合わせてグラデーションがかかるようになります。
グラデーションの分岐点で配色の設定
最後にグラデーションの分岐点です。
ここでは、グラデーションをかける色を配色設定することができます。
分岐点は最大10個まで追加することができます。
この分岐点1つずつの「色」「位置」「透明度」「明るさ」を設定することで、より細かくグラデーションを設定することができます。
誰でも簡単にきれいにグラデーションをかける方法
誰でも簡単にきれいにグラデーションをかける方法を2つご紹介します。
- 白色とお好みの色の2色でグラデーションをかける方法
- お好みの1色だけでグラデーションをかける方法
白と好みの色の2色でグラデーションをかける方法
とてもシンプルです。
種類は、「線形」もしくは「放射」を選んでください。
方向は、お好みで自由に設定してください。
グラデーションの分岐点は、
0の位置で白色
100の位置でお好みの色
を選択してください。
お好みの1色だけでグラデーションをかける方法
次に、お好みの1色だけでグラデーションをかける方法についてご紹介します。
「種類」と「方向」は先ほどと同様です。
グラデーションの分岐点は、2つとも同じ色を選択してください。
2つの分岐点の内、1つの明るさをマイナス方向にして、暗くします。
もう1つの明るさをプラス方向にカーソル移動して明るくします。
すると、このように1色で鮮やかなグラデーションができます。