【PowerPointで簡単に】キレイな立体的な球(円)を作成する方法
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/球.jpg)
立体的な球をスライド(資料)に取り入れると印象が変わる
球体を取り入れたサンプルのスライド画面を作成してみました。
人の好みはあると思いますが、ただの円の図形を挿入するよりも、球体を取り入れた方が見栄えが変わることもあります。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-0-1024x576.jpg)
球体は簡単にグラデーションで作成したもので十分
球体の作成方法についてはいろいろありますが、スライドや資料で使う分では、グラデーション機能で簡単に作成したものが適しています。
例えば、3D書式機能で球体を作成する方法もありますが、3D書式機能を使って球体を作成するとデメリットがあります。
- リアル感はあるが、メタリックで、色味が汚くなってしまう。
- 読み手に対し、球体のみが強い印象を与えてしまう。
- 図形の大きさを変えた時に、採光位置等を再調整する手間がかかる。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-0-1-1024x566.jpg)
![KEN.pptx](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2023/09/KEN-icon-1.png)
球体は、わざわざ凝って作る必要はありません。
他の図形と同様に、簡単に自然体な球体を作成してください。
グラデーション機能を使って、簡単に球体を作成する方法
まず、正円を挿入してください。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-1.jpg)
図形枠の色は無しにして、
好きな色に塗りつぶしをします。
今回は、
R:24
G:127
B:201
の配色にしてみました。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-2.jpg)
グラデーション機能を使います。
グラデーションの分岐の左右両方とも、先ほどの色にしておきます。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-3-536x1024.jpg)
左側だけ変更します。
明るさを70%
に設定してください。
すると、勝手に色が薄くなります。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-4-667x1024.jpg)
グラデ―ションの
種類を「放射線」にして、
方向を「左上隅から」に設定します。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-5-555x1024.jpg)
さらに、もう一つ小さい正円を挿入します。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-6.jpg)
この小さい正円もグラデーションを施します。
グラデーションの分岐で、
左側は「白」にし、
右側の色は、スポイトを選択してください。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-7-510x1024.jpg)
スポイトのマークが出てきますので、
大きい正円の内、小さい正円の周りに位置するところで、クリックをしてください。
すると、クリックした位置の色に配色されます。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-8.jpg)
この小さい正円のグラデーションの設定は、
種類を「放射」にして、
方向は、「中央から」にしてください。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-9.jpg)
グラデーションの分岐点の右側の色を選択して、
「透明度を100%」
にしてください。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-10-1024x525.jpg)
続けてグラデーションの分岐点の2つの色の「位置」を調整します。
左側の白は、「20%」
右側の水色は、「80%」
に設定します。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-11.jpg)
すると、このような球体が出来上がりました。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-12.jpg)
もし、影をつけるのであれば、下に図形の下に影をつけた方が自然です。
「図形の効果」から、「影」を選択して、
「透視投影」の影が下にくるのを選択してください。
因みに今回は、詳細な設定について、
「影のオプション」からこのように、
色:黒
透明度:91%
サイズ:90%
ぼかし:9pt
角度:0°
距離:9pt
にしました。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-13.jpg)
このように、球体が浮いているように影を作成することができました。
![](https://bu-blo.com/wp-content/uploads/2021/06/sphere-14.jpg)