【フォントをキレイにみせるコツ】フォントをデザインしてはダメ

フォントはむやみにデザインしてはいけない

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資料を作る上で、フォントをキレイに魅せようとして、いろいろとデザインしてしまいがちですが、実は読者にとっては見づらいだけです。
PowerPointの機能に頼らずシンプルなフォントにする必要があります。

強調したい箇所を目立たせるために、フォントをデザインしようとしてPowerPointの機能を活かしていろいろと飾ってしまうとかえってダサくなってしまうだけではなく、読みづらくなってしまいます。
とにかく、シンプルにし資料の文字を読者に読んでもらえるようにしましょう。

フォントをキレイにみせるコツ

１．使用するフォントを制限する

フォントの種類は、１つのスライドに２つまでにする

フォントの種類は、たくさんあり、使用するフォントによっても読者への印象は大分異なってきます。
だからといって、「この文章はこのフォントにして、あっちの文章はこっちのフォントにして～」とやって１つのスライドにいくつもフォントがあると、ガチャガチャしてとにかくダサくなります。
シンプルの方が読者は読みやすいので、多くても２つまでに絞りましょう。

▼この「P」が付く事の違いについては、こちらの記事をご参考にしてください▼
【 参考】フォントがズレる原因についての解説記事

ポップ体は使わない（ゴシック若しくは明朝のみにする）

PowerPointのフォントの中には、
HGP創英角ポップ体
というフォントがあります。
その名のとおり、ポップでかわいく親しみのあるようなイメージがあり、このフォントを選んでしまう方もいるかもしれません。
ですが、資料にこのフォントを使ってしまうと、非常にダサく感じてしまいます。
基本的には「ゴシック体」、若しくはかしこまった資料作りには「明朝体」を使用するべきです。

２．フォントはむやみやたらに飾らない

既述したとおり、フォントにむやみやたらにデザインを施してしまうと読み手にとって伝わりにくい資料になってしまいます。
PowerPointには様々な機能があり、ついつい使ってしまおうとなってしまいまがちですが、
これらの機能を使うのはやめましょう！

３．フォントサイズに気を付ける

フォントを大きすぎるとダサい

強調しようとしてフォントサイズを大きくするのはよくある手法ではありますが、強調しようとするフォントサイズを大きすぎて設定して、他のフォントサイズとギャップがありすぎると、ダサくなります。

サイズが異なるフォントがいくつもあると見づらい

使用するフォントサイズは、１つのスライドで３つまでにしましょう！
設定するフォントサイズをがいくつもあると、どれを強調したいのか分かりにくく、結局何を伝えたいのかが分かりません。
読み手の目線に沿って、
上から順に言いたい事を伝えていき、
下にいくにつれて補足説明してあげると、見やすいですし、情報も整理しやすくなります。

実際に印刷する用紙サイズに合わせて調整すれべきだと思いますが、使用するテキストサイズの例としては、
タイトル「２６」
見出し「１８」
本文「１０」
のように、「８」ずつ下げていくといいと思います。

太字を使用する際の注意点

フォントを強調する際、太字設定にする事があると思いますが、太字に対応しているフォントと対応していないフォントがあるので、使用するフォントが対応するのかどうかをあらかじめ理解しておく必要があります。

太字に対応していないフォントを太字に設定（「B」のアイコンをクリック）しても、実は太字ではなく、同じ文字を右上にずらして重ねているだけです。
そのため、ちょっと分かりづらいのですが、対応していないフォントを太字設定してもさほど太字になりません。
むしろ、右上にずれて重ねられているので、文字が少しずれています。
この状態で文章を打っていくと若干ではありますが、文字がずれていきます。
きれいな資料を作るためには、太字対応しているフォントで太字設定するようにしましょう。

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