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【資料をキレイにみせるコツ】こんな使い方はダメ!矢印のルール5選

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資料には欠かせない矢印ですが、使い方を間違えてしまうと、ノイズになってしまい、資料全体的にダサくなります。
キレイな資料作成のためには、矢印の使い方も抑えておく必要があります。

資料の中の矢印の役割とは

矢印は、読者の視線を誘導し、読む順番を促す重要な役割を担っている反面、補足的な記号でしかありません。

その上で、矢印の使い方をご紹介します。

矢印の使い方ルール5選
  • 矢印はむやみやたらに使わない
  • ブロック矢印ではなく、線で作る
  • 曲線を描く矢印は、円弧で作る
  • ホームベース矢印は、ブロック矢印で作る
  • 三角矢印はあまり目立たせない

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【ルール①】矢印はむやみやたらに使わない

矢印は、視覚的に説明する際に非常に便利な記号ですが、使い方を誤ってむやみやたらに、使ってしまうと上の図のように読者の視線の流れがぐちゃぐちゃになってしまいます。
表現したい気持ちをそのまま表してしまうと、読者にはかえって伝わりにくいものになってしまいます。

矢印は、資料の中ではあくまで補足的な記号にしかすぎません。
但し、読者の視線を誘導し、読む順番を促す重要な役割を担っています。
矢印を多く使うことで、主役であるテキスト等より目立ってしまう上、読者の視線をぐちゃぐちゃにしてしまい、本末転倒な結果になってしまいます。

また、上の図のように、上向きの矢印等を使うことで、読者の視線の動きに逆向してしまうような使い方をしてしまうと、読者に強いストレスを与えてしまいます。

【ルール②】ブロック矢印ではなく、線で作る

矢印は、基本的にはブロック矢印を使わずに、線(コネクタや図形の枠線)を使うようにしましょう。

ほとんどのユーザーは、ブロック矢印が一般的に感じ、使うことが多いと思いますが、形が崩れやすく、どうしても矢印のサイズが大きくなってしまうため、資料の中で目立つ存在になりがちです。

【ルール③】曲線を描く矢印は、円弧で作る

PowerPointは、矢印の図形1つとっただけでも、本当に多彩な矢印を用意してくれていますが、上の図のような「カーブ矢印」も使ってはいけません。

「カーブ矢印」は非常にダサいです!
また、使いづらいです。
これ1つ使うだけで、「えっこれ使うの?」と思ってしまうレベルです。
多分ダサいとわかっていても、他にないからという理由で使ってしまっている方もいるかもしれません。

そんな時は、面倒くさがらずに、円弧を使いましょう。
円弧を挿入して、線の終点(もしくは始点)を矢印にすればいいだけです。

【ルール④】ホームベース図形は、ブロック矢印で作る

ホームベース図形は、図形の中にテキストを埋め込むこともでき、矢印のような働きもあるので上の図のように使う方もいるのではないでしょうか。
ですが、ホームベース図形をそのまま矢印として使うのはやめましょう。

ブロック矢印は、4方向用意されていますが、ホームベース図形は、右向きの物しか用意されておらず、この図形をそのまま矢印として使う際は少し面倒くさくなります。

下向きのホームベース図形に横向きのテキストを入れようとした際、下のようにテキストはの向きが90度回転してしまいます。

理由としては、右向きのホームベース図形を90度回転したからです。

そのため、ホームベース図形ではなく、このようにブロック矢印の調整ハンドルを動かして、ホームベース形にして使いましょう。

①下向きのブロック矢印を挿入し、
➁調整ハンドルを調整して、ホームベース形に変形します。
③最後にそのままテキストを打ちこめばOKです。

もともと、下向きのブロック矢印を挿入し、回転していないので、テキストも回転されていません。

(補足)ブロック矢印を使って、山形(矢形)の矢印を作ってみる

先ほどのホームベース形に変形させたブロック矢印を重ね合わせて順番を調整します。
最後に、白色(背景色を同じ色)で塗りつぶされたホームベース図形を重ねれば、山形(矢形)の矢印も作ることができます。

【ルール⑤】三角矢印はあまり目立たせない

三角も矢印として使う方は結構いらっしゃると思います。
しかし、上の図のように大きく使ってしまうと、ただの矢印ではなく、かなり主張された図形になってしまいます。
読者は、矢印を読みたいのではなく、テキストを読みたいのです。
主役を邪魔しない程度に使用しましょう。

最後に

以上が、矢印の使い方5選です。
矢印は、あくまで補足的な記号であり、読者の読む順番を誘導するための物であることを十分理解していただければ、キレイな資料作成に役立つはずです。

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