2023.08.07 2023.09.23

【実体験＆対策】スキル資格無しの２０代公務員は民間企業に転職できるのか？

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公務員から民間企業に転職した時の実体験と、これから転職される方向けに対策を紹介していきます。

Contents

経歴
スキル資格無しの公務員が民間企業へ転職活動した結果
公務員が民間企業へ転職するための対策
- 【対策①】退職前にすべきこと
- 【対策②】退職後にすべきこと
まとめ

経歴

経歴について簡単にご説明します。

4年制大学(法学部)を卒業した後、関東の某市役所(政令指定都市)職員となり、区役所で保育所の運営、窓口業務を約3年勤めました。
退職した後、転職活動を実施しました。

退職した理由は、
・自分が生まれ育った自治体でもなかったからなのか、やりがいを感じられなかった。
・公務員として市民に奉仕する気持ちが持てなかった。
・まだまだ考えが若くて、自分に合う天職があると思っていた。
です。

スキル資格無しの公務員が民間企業へ転職活動した結果

結果からいうと惨敗です。考えが甘かったです。
当時、リクナビのコンサルタントに相談していましたが、コンサルタントの方もお手上げのような印象がありました。
それでもコンサルタントの方もいろいろと募集企業を紹介してくれたので、転職活動自体はできたのですが、
書類選考で約４０社連続落ちまくりでした。
どんなに実績をアピールしても、書ける資格やスキルがなく、ありきたりな自己アピールしかできませんでした。

こちらが、当時履歴書に書いていた私の自己PRです。

私は、前職である〇〇市職員として、市立保育所の運営と窓口業務を担当しておりました。そのため、責任を感じながら市民と密接に触れ合う仕事をしてきました。市民の方ひとりひとりと触れ合う事で様々な要望があることを知り、しっかりと耳を傾け、様々な課題に粘り強く取り組むことができました。
私の強みは粘り強く課題に取り組むことだと思い、御社でもこの強みが活かせると思い、志望しました。

今見返せば、そりゃ落ちるよって感じですね。

結論。
元公務員で実績なし、スキルなしの人材は欲しがられませんでした。

書類選考で通ったのは、未経験可、第二新卒歓迎、年収300万円以下の要件が揃った企業のみで、その結果ブラック企業だったイベントの企画制作会社に転職を果たしました。

公務員が民間企業へ転職するための対策

そこで、同じ境遇の方が私と同じ結果にならないように、私が思う対策を紹介します。

【対策①】退職前にすべきこと

貯金しておき、当分の生活費は確保する。
本当にやりたい事を明確にする。
スキル・実績を洗い出しして整理する。
一度転職サイトに申し込んで転勤活動をしてみる。

貯金しておき、当分の生活費は確保する。

当然ながら、退職してしまうと収入は一気に減少します。
生活費を賄うために、バイトをたくさん入れて、転職活動に充てる時間がなくなってしまうのでは、元も子もありません。
３か月分～６か月分の生活費は貯金しておくといいです。

本当にやりたい事を明確にする。

今の仕事を辞めたいと思う気持ちは全く悪いことではありません。
現状よりいい仕事に就きたいということは前向きな証拠です。
ですが、やりたい事がわからないまま退職してしまうことはとっても危険です。
今の仕事に向き合ってみて、何が嫌なのかを見つめると、何がしたいのかが見えてくるはずです。

スキル・実績を洗い出しして整理する。

先ほどの私のダメな履歴書のとおり、今の自分にできること、今の仕事でしてきたことをしっかり洗い出しておく必要があります。
具体化・具現化できるものがいいでしょう。
PCスキルだとすると、こういうことができて、こんなものが作れる。
だから、御社ではこういうことができる。
というアピールに繋げることもできます。

一度転職サイトに申し込んで転勤活動をしてみる。

退職前に一度、転職サイトに申し込んで、自分の市場価値を知ることも重要な事です。
コンサルタントへの無料相談サービスもありますので、何が足りないか推し量ることもできます。

【対策②】退職後にすべきこと

本格的に転職活動をする。
スキル・資格の勉強を継続的にする。

本格的に転職活動をする。

できれば、退職前に転職先を決めた方がいいのですが、忙しくてそのような余裕が無いという方もいると思います。
私も少し怖かったのですが、退職してしまえば、もうあとには退けません。
また、退職してしまえば、相当な時間が確保でき、自分自身とも向き合うこともできます。
遊ぶ時間等１秒もありません！
どっぷりと転職活動を実施してください！

スキル・資格の勉強を継続的にする。

転職活動をするだけでなく、スキルと資格の勉強も同時進行で進めるといいと思います。
勉強をしていくと、視界が広がって見えてくるものも見えてきますし、勉強のモチベーションも維持することができます。
転職×勉強は非常にいい組み合わせだと思います。
面接時でも、「自分ではまだ〇〇が足りないと思っていて、今その埋め合わせのために入社するまでには、〇〇ができるようになりたいと思います。」と言えるのもとてもいいアピールだと思います。