「売れる・伝わる」訴求力のある資料を作成します
転職

【実体験】プレゼン形式の転職面接対策!面接官ウケするポイントを徹底解説

bu-tashunin
プレゼン形式の面接で困っていませんか?

プレゼン形式の面接と言われたがどうしたらいいかわからない
どんな資料を準備すればいいのかわからない
普通の面接と違ってどんなことが求められるのかわからない

この記事では、自身の体験談を元に、プレゼン型の自己PRでうまく自分を表現するテクニックやコツをご紹介します。

近年、面接時の自己PRをプレゼンテーション形式にする企業が増えています。

私も転職時にこのプレゼン形式の面接を行い、自己PRをしました。

プレゼンは苦手な方でしたが、チャンスだと信じて臨んだ結果内定を貰うことができました。

従来と比べ、プレゼン型の自己PRでは資料作成が必要になるほか、話し方の工夫もこれまで以上に求められるでしょう。

但し、従来の面接と異なり、自分の主張を一方的にできるという点においては、チャンスですので、気負いせずに臨みましょう!

KEN.pptx
KEN.pptx

最近は、プレゼン形式の面接を導入している企業が多くなってきているようです。
私も経験をしましたが、ほとんどの人は人前で立って話すことは苦手としています。
だからと言って気負いせずに、
きちんとポイントを抑えて、
「やってやる!」という気持ちで臨みましょう!

スポンサーリンク

プレゼン面接とは?

面接といえば、面接官と応募者が向かい合って座り、質疑応答していく形が一般的です。しかし最近ではインターネットや雑誌など、面接対策の情報があふれており、回答がありふれたものになってきています。

そんな質疑応答形式とは違い、プレゼン面接は資料の作り方、構成、発表の仕方に応募者の個性が出ます。

そのため企業はプレゼン面接を取り入れることで、応募者一人一人の個性やスキルを見極めようとしているのです。

プレゼン面接はチャンスと考える!

先述したとおり、従来の面接は質問型であり、どんなに準備をしていても、こちら側が意図していない質問が来たり、ほとんど少なくなってきましたが圧迫面接で人間性を知ろうとしてくる事もあります。

ですが、プレゼン形式だと、こちらの主張を一方的に話すので、準備をしっかりすることができれば、十分チャンスにすることができます!

もちろん、自分が一方的に話すので、その分「諸刃の剣」のような要素もありますので、しっかりとポイントを抑える必要があります。

プレゼン形式の面接が増えている3つの理由

近年、プレゼン形式の面接が増えていますが、このような理由があるからです。

増えている理由
  • マニュアル回答を避けるため
  • 人間性を深く理解するため
  • 情報整理力・提案力を見るため

一つ一つ解説していきます。

【理由①】マニュアル回答を避けるため

従来の面接は質疑応答形式であり、定型的な質問も多く見られます。

そのため多くの方は、事前にインターネットや書籍などを調べ、マニュアルに沿った回答を用意するのが一般的でした。

結果として、従来の面接では応募者の個性が見えず、自社に合った人材なのかどうかの判断が難しい状況にありました。

このように、プレゼン型の自己PRが企業の面接に取り入れられ始めたのには、マニュアル回答を避け、応募者の本質を見るためという理由がまずあります。

【理由②】人間性を深く理解するため

従来の面接であっても、面接官は入退室時の振る舞いや、回答時の話し方、表情などをチェックしていました。

自社に合った人物像であるかを判断するためです。

その点、プレゼンでは、一定時間にわたって求職者が話し続けるため、質疑応答以上に話し方や表情、仕草などにその人ならではの個性が色濃く出ます。

このように人物像の把握に優れていることもまた、自己PRのプレゼンを採用する企業が多い理由のひとつといえるでしょう。

【理由③】情報整理力・提案力を見るため

グローバル化が推し進められる現代において、商品やサービス等をプレゼンテーションするスキルは年々重要性を増しています。

様々な情報があふれている中で、どのような情報をピックアップし、整理し、商品・サービスと結びつけて、提案していくのか。

このようなスキルを身につけている高い人材を求めています。

完璧である必要はありませんが、情報を分かりやすくまとめる能力や、伝えようとする姿勢など、基本的なプレゼンテーションスキルが備わっているかどうかに企業は注目しています。

資料作成の前に、企業分析・自己分析を行う

プレゼン資料を作り始める前に、まずは企業分析と自己分析を徹底しましょう。

面接官に好印象を与える自己PRとは、企業風土や業務内容に合致した内容のものです。

分析内容を照らし合わせ、応募先企業にマッチする自分の強みをピックアップしましょう。

また、その強みの中でも「何を一番の売りとするのか」といった主軸を決めることで、この次に行う資料作成がスムーズに進みます。

プレゼン面接で企業がチェックしているポイントとは

プレゼン面接で企業がチェックしているポイントは次のスキルがあるかどうかです。

チェックしているポイント
  • 人間性・表現力
  • 論理的思考力
  • 相手に伝える伝達力

それでは、一つ一つ解説していきます。

【ポイント①】人間性・表現力

数分とはいえ、人前でと話すことは、ほとんどの方が苦手と感じるはずです。

完璧である必要はありませんが、一定程度話すのが苦手という方は、コミュニケーション力に欠けると思われるのは間違いありません。

思った以上に相手のウケが悪かった等トラブルにきちんと対応できるかどうかもみられます。

【ポイント②】論理的思考力

企業はプレゼンテーションから応募者に論理的思考力があるかを見ています。

何かを人に理解してもらうには、しっかりと順序立てて、根拠を示しながら話さなければ納得してもらえません。論理的思考力はどんな仕事をする上でも必要なものであるため、これが出来ていないと大きなマイナスイメージとなります。

自分の意見を主張するだけでなく、相手に理解してもらえるような工夫が必要です。

後述しますが、PREP法を使った資料の構成をしていきましょう!

【ポイント③】相手に伝える伝達力

プレゼンテーションにおける伝達力とは、自分が伝えたい内容を相手に分かりやすく伝える能力です。

言葉の選び方や表情、ボディランゲージや目線などによって、相手に伝わる情報量は大きく変わってきます。

面接官はそれらをどれだけ意識しながらプレゼンしているかも見ています。

面接官ウケするプレゼン資料を作る際のポイント

面接官ウケするプレゼン資料を作る際のポイントは、次の手順に沿って作成していきましょう!

面接官ウケするプレゼン資料を作る手順
  1. PREP法を使って話す内容を構成を考える
  2. 1スライドに1要点
  3. 見やすさを意識する
  4. 制限時間を意識して、内容を削っていく

【手順①】PREP法を使って話す内容を構成を考える

プレゼン面接ではビジネスシーンでよく用いられる「PREP法」を使って話すと、無駄がなく説得力のある主張ができます。

PREP法とは最初に結論を述べ、次にその結論の根拠となる理由、その理由を補強する具体例、最後にもう一度結論を繰り返すという論法です。

PREP法とは?

  • P=Point(結論)
  • R=Reason(理由)
  • E=Example(具体例)
  • P=Point(結論を繰り返す)

PREP法に則って話すことで、論理的思考力やプレゼン能力があるとアピールすることができます。また自分の中でも話す内容が整理され、プレゼンがしやすくなります。

PREP法を使って構成した発表内容をもとに、プレゼン資料の完成図をイメージします。

どんな資料にしたいのか、どうやって伝えたいのか、どこの部分を一番伝えたいのかを明確にしていきます。

これらがぼんやりとしていると、聞き手は何をメッセージとして伝えたいのか分からず、プレゼン能力がないと判断されてしまいます。

何となく資料を作り出すのではなく、「一番伝えたいこと」を軸に構成していくと、作りやすくなるでしょう。

【手順②】1スライドに1要点

1つのスライドで伝える情報は、1つの要点でまとめるようにしましょう。

2つ以上の情報があると、相手は資料を見るポイントがぼやけてしまい、伝えたい内容が弱くなってしまいます。

【手順③】見やすさを意識する

プレゼンの内容がどれだけよくても、資料が見づらいとその魅力も半減してしまいます。

そのため資料には図や表を用いて、視覚的に分かりやすいよう工夫が必要です。

但し、写真をあまり使わない事をおすすめします。
特に関係のない外国人が写っているフリー素材の写真等、関係のない情報が表れる事で、資料の質は一気に落ちます。

また、背景と文字色のバランス、フォントの大きさ等にまで気を配ると、より見やすい資料が作れます。

【手順④】制限時間を意識して、内容を削っていく

プレゼン面接では一人数分程度と持ち時間が決められているケースが多いです。

そのため、制限時間内にまとまるように資料作りが必要です。

一番伝えたい部分はしっかりと時間を取り、あまり重要ではない内容は削るなど、時間配分も意識しましょう。

NGなプレゼン資料の特徴

こんな特徴のプレゼン資料作りはNGです。

NGな資料な特徴
  • 情報を詰め込みすぎ
  • デザインが華美
  • アニメーションの使い過ぎ
  • ポップなイラストを使用する

【NGな資料①】情報を詰め込みすぎ

何とか情報を全て伝えようと、1枚のスライドに情報を詰め込んだスライドはNGです。

資料はあくまで口頭で伝えるための補助的なものであり、資料がメインではありません。口頭の内容がより伝わりやすいように、資料作成はできるだけ無駄を省くことを意識しましょう。

【NGな資料②】デザインが華美

資料を見やすいようにと、文字や図にやたらと色を使う人も多いですが、それは逆効果です。

一見カラフルで見やすいように思いますが、あまりに多くの色が使われていると資料全体が散らかった印象になってしまいます。

使う色の種類は限定し、強調したい部分とそうでない部分が分かりやすいように意識しましょう。

シンプルが一番です!

【NGな資料③】アニメーションの使い過ぎ

プレゼンの際に使用するパワーポイントでは、アニメーションという文字や図に動きを付けられるツールがあります。アニメーションで動きを付けることで、聞き手によりインパクトを与えることができます。

しかし、デザイン同様、アニメーションの使い過ぎると、動きだけに聞き手の意識が向き、肝心の話の内容が伝わりづらくなります。

極力アニメーションの数は減らし、本当に強調したいタイミングで使用しましょう。

【NGな資料④】ポップなイラストを使用する

プレゼン面接ではあまりポップな資料にまとめるのは控えるのが無難です。

そのため分かりやすく、親しみやすいようにとポップなイラストやコミカルな画像を使用することは避けた方がいいでしょう。

プレゼンの内容が良かったとしても、真剣さが足らないという印象を持たれかねません。

自己PRのプレゼンで好印象を与える3つのコツ

さらに、好印象を与えるポイントについても紹介したいと思います。

好印象なポイント
  • ポイントを絞って分かりやすく伝える
  • 言葉や表情にメリハリをつける
  • 聞き取りやすいスピードで伝える

面倒くさそうと思われるかもしれませんが、仕方ありません。

そういうものだと思って臨んでください。

【好印象を与えるポイント①】ポイントを絞って分かりやすく伝える

プレゼンに盛り込む自己PRが複数あると、要点がぼやけてしまいます。特に伝えたいことにポイントを絞り込み、テーマがブレないように心がけましょう。

また分かりやすさを追求するためには、視認性の高いプレゼン資料を作成することも大切です。文章はなるべくシンプルにしたり、図や写真を入れたりなど、工夫してみましょう。

【好印象を与えるポイント②】言葉や表情にメリハリをつける

同じ内容の文章であっても、抑揚や表情によって伝わり方は大きく変わります。ハキハキとした声や明るい表情で話すことはもちろん、そのうえで、強調したいポイントでは声をワントーン上げてみたり、話すスピードを緩めてみたりなど、メリハリをつけてみましょう。

さらにプレゼンの完成度を高めるなら、意識的に目線を向けたり、落としたり、または目の開き方に強弱をつけるなども説得力を持たせるのに効果的です。

【好印象を与えるポイント③】聞き取りやすいスピードで伝える

自己PRのプレゼンでは、普段の話し方に比べてゆっくりとしたスピードを意識するぐらいが丁度よいでしょう。

緊張のあまり伝えたいことを盛り込みすぎると、話すスピードが早くなってしまう傾向にあるため、練習は徹底しましょう。

やみくもに練習するのではなく、録音(録画)を聞き返しては調整していくといった、客観視を伴わせることが大切です。

【実体験談】プレゼン面接を受けてみてどうだったのか?

私は、資料作成力をアピールとしていたので、書類選考時に、自己PRとしてオリジナル資料を作成して、エントリーシートに添付しました。

その後、その資料の内容を元に、プレゼン面接を行う旨の連絡があったので、資料をプレゼン用に変えて臨みました。

雰囲気は、従来の面接と同じで和やかというわけでもなく、ピリッとした雰囲気でもないような至って普通な感じでした。

パソコンは自分で持ち込み、プロジェクター等は、用意してくれました。

プレゼンが始まると、あまりプロジェクターを見ているというよりかは、私の方をみられているような印象でした。

総じて思うに、プレゼン面接は、

  • 「普通の面接とあまり変わらない。」
  • 「突拍子のない質問が飛んでくることはないのでやりやすい。」
  • 「自分の主張のみを発表するので、発信方法・内容を間違える可能性があるので、諸刃の剣になりやすい」
  • 「資料を作成する手間がある。」

という特徴がある印象があります。

資料作成に私が慣れているせいなのか、何か特別な事をしなければならないという感覚はあまりなかったですので、もし、気負いしている方がいれば、チャンスと思っていただければと思います。

最後に

プレゼン面接だからといって、気負いする必要は全くありません。

しっかり準備をすれば、自信がつき、チャンスが結果を結びます!

大多数の人は人前でプレゼンすることは、苦手です。
他の応募者もプレゼン面接で、「うっ!」となっているはずです。

しっかりと準備を行い、「やってやる!」という気持ちで臨んでみてください。

スポンサーリンク
ABOUT ME
KEN.pptx
KEN.pptx
ドキュメントデザイナー
\どんなお仕事でも魂を込めて/ ご覧いただきありがとうございます|きれいでシンプルなデザインが得意です|資料作成のためのパワポのノウハウを発信していきます| どうぞよろしくお願いたします。
記事URLをコピーしました