2023.08.12 2023.09.23

【転職活動アピール材料】なぜスキルを尖らす（磨く）必要があるのか？

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スキルを尖らす必要性を説明した上で、スキルを尖らす方法について解説します。
今後の転職活動で有利になることは間違いないはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

結論:企業が事業を特化(差別化)していく時代になったから
- ではどうして企業は差別化を図ろうとしているのか？
どのようにして、スキルを見つけていくのか？
- 【ステップ１】身近な人と話す
- 【ステップ２】転職サイトの無料コンサルタントと話す
見つけたスキルをとことん尖らす！
- 現状のスキルに満足しない
- スキルアップのためなら時間を惜しまない
最後に

結論:企業が事業を特化(差別化)していく時代になったから

今の時代、大手企業でも事業を同じ業界の他社より差別化を図るようになってきました。
その理由は、商品・サービスを、特化(差別化)していかないと売れなくなってきたからです。

例えば、コンビニエンスストア大手3社も似ているようで、主力商品は異なります。
お弁当に力を入れている企業もあれば、スイーツ、或いはスナック商品など様々です。
差別化を図り、得意分野の商品で勝負（利益を拡大させ）をし、消費者のニーズに応えています。
また、携帯各社や金融業界等、一見同じような事業内容を展開している業界でも、電子決済サービスやポイント制度等で差別化を図って消費者を確保しています。

ではどうして企業は差別化を図ろうとしているのか？

企業が差別化を図っている理由

一つは、社会が多様なニーズを求めるようになったからだと思います。

もう一つは、多様なニーズを求めるあまり、さらに、信頼性・専門性のある企業からの商品やサービスを求めるようになってきたからだと思います。

企業が差別化を図っている理由

一つは、社会が多様なニーズを求めるようになったからだと思います。

昔は、企業間のコネクトさえあれば、事業は安定的に回り、そのために接待はつきものでした。
私が以前勤めていた広告業界もガラリと変わってきています。
以前は、広告代理店がクライアントからのお仕事を受け、下請けである各制作会社にお仕事を流すパイプ役のような存在を担っていましたが、特化(差別化)した制作会社に直接発注するようになってきています。
インターネットやSNSの普及により、容易にどの制作会社に発注すればよいかが判別できるようになったからです。
また、私のように、元制作会社の人間がクライアント企業に採用されることで、代理店を通じなくてもある程度の予算感や制作会社の選定ができるからです。

要するに、総合デパートよりも何か特化した専門の会社の方がその分野への信頼性・専門性があるため、選ばれているということです。

企業が特化して勝負をしようとしているのであれば、その分野に長けている人材を求めることは当然です。

どのようにして、スキルを見つけていくのか？

簡単に、自分のスキルを見つけられれば、誰でも転職活動で苦しみません。

自分のスキルを見つける方法は、ただ１つです。
人と会って話すことです。

自分から見た自分と、他人から見た自分は少なからず異なります。
また、高校生や大学生の就職活動とは異なり、転職活動は孤独との闘いになりがちです。
その際に、自分で自分のスキルを見つけようとすると、誤った結果を招いてしまう恐れがあります。
そのためにも、他人から見た自分の存在を重視する必要があります。

【ステップ１】身近な人と話す

できるだけ、多くの人と話して自分のスキルを発見してみてください。
いきなり他人と話すのは得意ではない方は、最初は家族や友人でもいいと思います。
ちょっとした雑談からでも、「へぇ～よくそんな事知っているね。」と言われれば、他人よりも秀でた知識があることになります。
そんな小さな発見でももしかしたら自分のスキルの発見につながってくることがあります。
私自身も、PowerPointのスキルやちょっとしたPCスキルが他人より少し得意だという事を発見できたのは、このような雑談からでした。
「こんなのスキルじゃない」というものでも、欲しがる人はいるはずです。

【ステップ２】転職サイトの無料コンサルタントと話す

いくつかスキルの発見に繋がったら、列挙してみて、どの程度のスキルなのかを１つずつ整理していきましょう。
その後、転職サイトの無料コンサルタントに応募し、多くのコンサルタントに相談をしてみましょう。
相手は、プロです。
毎日色々な応募者と面接を繰り返している方ばかりです。
その中で、あなたが持っているスキルの中でさらに秀でている物が見つかるはずです。

ここで注意なのが、無料だからといって、コンサルタント任せにしてしまってはダメです。
私の経験上、自ら意欲的にアピールしないと、コンサルタントも真摯に向き合ってくれません。
企業の採用担当と面接しているつもりで、意欲的にアピールしてください。

とにかく、人と会って話すことが重要です。
転職活動自体のモチベーション維持にもつながってきます。

見つけたスキルをとことん尖らす！

「これでいける！」と思ったスキルはとことん尖らせましょう！
（尖らせるとは「磨く」ということです。）

現状のスキルに満足しない

どんな分野にも上には上がいます。
もちろん一番になる必要はありませんが、
自分で満足したスキルで転職活動した結果、自分よりもスキルが上の他の応募者がいたらどうでしょう。
面接時に、面接官から「この程度のスキルじゃ…」と思われたらどうでしょう。

完璧な人間はいませんし、面接官も完璧だとは思っていません。
ですが、成長意欲があって今後も活躍が期待できる人材だったら、欲しがるのではないでしょうか。

私の体験談ですと、面接時に、
「こういうことはできるけど、こういうことはまだできません。」
「ご採用いただくまでには、できるようになってお役に立てるようにします。」
等と言った記憶があり、
今でもこれが決め手になったのではないかと自負しています。

スキルアップのためなら時間を惜しまない

スキルアップのためなら、時間を惜しまずに費やすべきです。
もちろん、転職活動と同時進行ですべきですが。
転職活動と同時進行で実施すると、スキルアップへのモチベーションも転職活動へのモチベーションも維持できる相乗効果が生まれるからです。
もし、自力でスキルアップが臨めないのであれば、有料講座を申し込んでもいいと思います。
ですが、あまりに高額なものも出回っているので、きちんと予算などはしっかり管理する必要があります。