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【転職で求められるスキル】資格がないならパワポで資料作成力を磨け

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資格や実績がないからといって、転職をあきらめる必要はありません!
私も全く資格がなく、元公務員から2回転職をすることができた実績があります。

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資格がないからといって転職をあきらめる必要はない

2023年、政府は自ら働き方を選択でき、昇級・転職を通じて主体的な学びが報われる社会を作っていくために「労働市場の改革」に力を入れ始めました。
今後は、大転職時代が到来するといっても過言ではないでしょう。

しかし、転職するにあたって、資格等アピールできるものがないと考える人は多いのではないでしょうか。

私自身もその1人でありました。
実績等アピールするものがありませんでしたが、前職で培う事ができたPowerPointでの資料作成能力を武器にしてひたすらアピールして転職に成功させることができました。

資格がないならPowerPointのスキルを磨いて転職に臨むべき理由

どんな仕事をしていても必ず実績があります。
正社員やアルバイト等を問わず、必ず誰かにはできないスキルが磨かれています。専門的で高度な知識技術が必要な仕事をのぞいて、あとは、そのスキルを表現し伝達することができれば、転職活動を有利にすることができるはずです。

PowerPointのスキルを磨くべき理由
  • 伝達力(表現力)を磨くことができるから
  • 提案力(企画力)を磨くことができるから
  • 情報整理力(≒論理的思考)を磨くことができるから

私はこれらの力が転職活動を有利に運ぶとともに、疲弊する転職活動期間を乗り切ることができる武器だと思っています。

なぜPowerPointのスキルを磨くと転職活動に必要な力が身に付くのか

それでは、なぜPowerPointのスキルを磨くと転職活動に必要な力が身に付くのか説明したいと思います。

結論:読み手聞き手を意識した「資料作成・プレゼン」ができるようになるから

資料作成やプレゼンをする上で、一番重要なことは何でしょうか。
それは、読み手が読みやすい、聞き手が見やすく聞きやすい物を作ることです。
自己満足的に感情を入れた物は非常に受け入れにくいです。

PowerPointは、誰かに伝達するために作られた最適なツールであり、このツールのスキルを磨けば相手に的確に伝達することができます。

PowerPointは視覚的に訴えるための最適なツールである

PowerPointは視覚的に訴えるために作られており、プレゼンテーションはもちろんのことデザイン性の優れた自己紹介文や仕事の企画書/報告書などを簡単に作成することができます。
Officeの代表的なソフトは以下のとおりで、それぞれ使用する目的が異なります。

WordExcelPowerPoint
用途文書作成ソフト表計算ソフトプレゼンテーションソフト
テーマ(色)
主なファイル形式.doc、.dox.xls、.xlsx.ppt、.pptx
使用例ビジネス文書
契約書
論文
封筒印刷
売上管理
伝票作成
データ分析
家計簿
スコア計算
プレゼンテーション
自己紹介
商談資料
報告書
企画書

WordやExcelにも同じような機能がありますが、既述しているとおりPowerPointは視覚的に訴えるための最適なツールであり、資料作成等のために作られていることから、機能がさらに充実しています。

代表的なPowerPointの機能
  • テキストや図形(オブジェクト)
  • プレゼン等に使用できるテンプレート
  • アイコン
  • 画像編集
  • 多彩なアニメーション

情報を整理しやすいから

PowerPointでは、テキストや図形(オブジェクト)は基本的には、ボックスとして挿入され、自由に配置することができます。
また、フローやグラフの機能が充実しております。
これらの理由から情報を整理することができ、情報整理力が養われます。
PowerPointでは、よくデザイン性のみを重視する方もいますが、私個人としては、情報をどのように整理するかも非常に大事だと考えます。

PowerPointにもビジネス資格がある

PowerPointのスキルを証明するために、Microsoft Office公式の資格があります。
それが、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)です。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)とは?

MOSは、Microsoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。
試験科目は、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの各アプリケーションについて、Officeバージョンごとにご用意しております。
試験は、本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作して解答します。
MOSを取得していただくと、Office製品を使いこなすスキルが身につき、その実践力を客観的に証明できます。

MOS(PowerPoint)合格率は?

PowerPointのMOS合格率は、およそ80%前後で、合格率の高い資格だといえます。
普段からパソコンを使っていて、ワードやパワーポイントに慣れている人であれば、独学でも十分に合格を目指すことが可能です。
MOS試験に確実に合格するためには、通信講座やパソコン教室を活用するのも一つの手です。
MOS試験に限らず、どの資格にも共通して言えることですが、独学での勉強は不安や限界を感じやすく、途中で心が折れてしまうことが少なくありません。

MOS(PowerPoint)は資格に有利なのか?

結論から申し上げると、有利になることは間違いありません。
実際、私も転職活動時この資格を持っていることをアピールしました。
ですが、合格率80%の資格なので、持っているからと言って他者と差別化できるかと言うとそうではありませんし、採用企業側からすると、採用の決め手にはならず「ふーん」程度かもしれません。
ただ逆にいうと、持っていて当たり前の資格ともいえるので、余裕があるのであれば持っていた方がよいかもしれません。

なぜ提案力・プレゼンテーション力・情報整理力が転職活動で求められるのか

それでは提案力・プレゼンテーション力・情報整理力が転職活動で求められるのか?
私が考えるに、それは、変化・成長が求められる社会の中で、企業側は知識・経験と同じくらいこれらのスキルを重視していると考えているからです。

ポータブルスキルとテクニカルスキル

転職活動時に求められるスキルには、ポータブルスキルとテクニカルスキルがあります。

ポータブルスキルテクニカルスキル
どのような業界、企業、職場でも通用する、汎用性の高いスキルのことその業務を遂行するために欠かせない知識や技術、能力のこと

・ 論理的思考力
・ コミュニケーション能力
・ 交渉力

・ プログラム開発力
・ マーケットの分析
・ 戦略・立案の実行力

PowerPointのスキル自体はテクニカルスキルと言えますし、提案力・プレゼンテーション力・情報整理力はポータブルスキルと言えます。

年代別で見る転職活動時に企業から求められるスキル

20代30代40代50代
求められるスキル・考え抜く力
・計画を実行する力
・指示への対応力、提案力
提案力
プレゼンテーション力
・交渉力
企画力
提案力
・マネジメント力
企画力
提案力
・マネジメント力
20代の転職では、「まだ若く伸び代がある」という観点から、ポテンシャル(基礎学力や素養)やスタンス(仕事に対する価値観や考え方)に注目されます。
テクニカルスキルというよりもポータブルスキルが求められる傾向があります。
即戦力の働きが求められる30代の転職では、ポータブルスキルに加えてテクニカルスキルがより重視される傾向があります。
さらに30代は、メンバーをマネジメントするポジションに就く人が増える年代であり、管理職人材を募集する求人も増えてきます。
40代になると、ポータブルスキルはすでに高いレベルで装着され、かつその影響力が広範囲に渡っているかを見られます。
40代の管理職では、ポジションが上がるほど個別の業務に関係するテクニカルスキルの領域が少なくなり、グループや部門全体など、より広い範囲を俯瞰してマネジメントする力が重視されるようになります。
50代も40代と同様に、ハイレベルのポータブルスキル、新たな価値を生み出すための企画・提案力が重視されるスキルとなります。
管理職においてはマネジメントの範囲がさらに広がり、会社全体を俯瞰して影響を与える力が重視されます。
参考:リクルートダイレクトスカウト

転職する職種・企業によって異なるので一概には言えませんが、どの年代でも「提案力・プレゼンテーション力」は求められる傾向にあると言えます。
資格の保有に特化しがちと思われる転職活動ですが、このような力が求められるのは間違いないでしょう。
私も記載できる資格は全くと言っていいほどありませんでしたが、このような力をアピールすることで転職することができたからです。

どのようにアピールすればよいのか?

最後に、これらの力をどのようにアピールすればよいのか?
私の転職活動時の事例を紹介したいと思います。

PCスキルシートの作成

まずは、PCスキルシートの作成です。
こちらは、転職サイトリクルートダイレクトスカウトに掲載されていたものです。

結構簡単な操作ばかりですので、自分なりにアレンジして企業に提出するのもいいと思います。
経歴書にPCスキルをアピールして、
添付資料「PCスキルシート」参照
等と記載して、経歴書と一緒に提出すれば大丈夫です。

私は、このようなシートではなく、何ができて何ができないのかを箇条書きにしました。
例えばExcelですと、
【できること】
・ 関数を使用したデータ整理
・ グラフの作成
【できないこと】
・ マクロを使用した業務の自動化
等です。

具体的に自分の能力を推し量ることができるのもアピール材料になると思います。

作成したポートフォリオ(資料等)の作成・提出

これはかなりインパクトがデカいと思います。
私の場合ですと、書類選考、面接の他に、プレゼン形式の自己PRがありました。
最近ではこのプレゼン形式の選考を導入している企業が多くなってきているようです。
プレゼンと聞くと、苦手という方がいるかと思います。
もちろん、人前で話すことは私も苦手ですが、
・キレイなプレゼンスライドを作成する
・情報を整理することができる
という自信があったため、人前で話す練習をすることで克服できたと思っています。
先ほどのPCスキルシートの他に、
・自己PR
・転職先の企業でやりたい事

・志望動機
等を資料化してアピールすることもよいかと思います。

まとめ

以上のとおり、資格や実績で勝負できないと感じていても転職をあきらめる必要は全くありません!
とはいえ、何かスキルが足りないと感じているのであれば、PowerPointで資料作成できるというスキルを磨くべきです。
その理由としては、伝達力、提案力、情報の整理力が養われるからです。
企業は、そういった人材を求めています。
転職活動時にしっかりとアピールをして、現状の自分を変えてみてください!

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